【JD RAZORキックボード改造】買ってソッコウでばらす②(ベアリングの分解とチューニング)

キックボード, チューニング

ベアリングのチューニング

前回頑張って外したベアリングのチューニングを行う
ベアリングのダストシールを外して内部の回転の抵抗になるグリースを
高性能品に置き換える作業を行う。

ベアリング自体を高性能品に交換する場合はこちらを参照ください。


●必要機材

・先が薄いマイナスドライバー的なもの
・好みの高性能グリース

では、実際にベアリングを開けていく。


●作業における注意点

ここで守らなければならないルールは下記3点
 ①ダストシールを傷つけるのは片側だけ
 ②内部のボールに傷をつけない
 ③ビビらず思い切ってやる(壊しても平気)


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●作業手順

早速分解開始

1,ダストシールを片側取り外す

マイナスドライバーをダストシールの内側から突っ込んでこじる
基本的にはそれだけである。外側からはこじれない、必ず内側。
ベアリング外周がバネ状になっており圧入されているだけなので
意外と簡単にはずれる。

今日も猫に監視されてる。
コツは、変形しても怯まないこと。


はずれた図
ダストシールは変形したが、良し。

2,好みの高性能グリースを封入する

この状態でベアリング内に好きな高性能グリースを入れましょう
私が使っているのはこれ
円陣家至高というメーカーのリキッドグリースLGというもの。
真っ赤でサラサラのグリースである。
サラサラが故に回転抵抗が少ないという特徴を持った油です。
[円陣家至高] GRESIN[LG] (グリシンエルジー) 液体状のグリス 50ml EGY20


機械油でベタベタの手で触ってるから真っ黒。。。
これを好きなだけ入れる。
もともと入っていたグリースと混ぜてなじませるイメージです。
入れすぎても流れ出てしまうから適度にしましょう
(手が油でベタベタだったので写真はないです。。。。)
※究極の性能を求める人はエタノールやパーツクリーナーなどで
純正グリースを完全に脱脂洗浄してから入れても良いです。
但し、粘性の低いグリースを使った場合は持ちは悪くなるので
定期的なメンテナンスが必用になると思われる。あと水に弱くなる。

3,ダストシールの再装着

入れたらしばらく回して馴染ませてさっき外したダストシールをつけましょう。

完成です。シールが凹んでるが気にしなくてOK
注意点は
 凹んだシールがどこにも接触していないこと
4個全てに同じ加工を施します。
シール壊しちゃった場合、修正しても干渉する場合は無理に装着しなくても良いです。

4,ベアリングを車輪に組み戻す


ホイールに組むときの注意点として
ダストシールを壊した面をホイールの内側にして組む
これでゴミも水も侵入しません。
ベアリングをすべて車輪に戻して、元通り組み立てて完成。(カラー忘れないでね)

次回性能比較をしてみる。


 

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