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はたして東京下町の一般家庭で作ることができるのか?!

【ヌバック・スエード革登山靴】質感を損なわずにメンテナンスをする方法を探求する1

2019-02-12

LA SPORTIVA NEPAL EVO GTX

ラ・スポルティヴァ ネパールエボ GTX
結構なお高い靴を入手してしまった。しかしなんというか、良いYellowである(ニッコリ)
買ったからにはしっかり手入れをして10年は持たせたいという気持ち。
アッパー表皮はペルワンガー社の3mm厚ヌバックレザーになっており、このままの風合いを活かして履くことも可能。
長持ち耐久性だけを狙うと圧倒的にワックス厚塗り光沢仕上げをしたほうが良さそうであるが、
光沢オイルドレザーにはいつでもできるので、この風合いを生かして防水性能を維持する方法を模索してみる。

靴購入を機会にメンテナンス用品の選定から手入れの方法を調べた、せっかくなのでまとめておく。
LOWA,SIRIO,スカルパ,スポルティバ,AKU,ケイランド,ザンバラン,アゾロ,モンベル,キャラバン,ガルモント,ハンワグ等・・・
様々なメーカーで起毛素材、ヌバック表皮の登山靴がリリースされているが、あまり起毛革の風合いを残したメンテナンスに関する情報を目にしなかった。
なぜだろう???やはり圧倒的性能を皆取るのだろうか?

大切なあなたの命を守る登山靴。山行のあとや冬山のシーズンオフにはぜひともしっかりメンテナンスを行ってほしい。
せっかくの高級な革素材の登山靴も、手入れを怠れば性能を維持することはできない。
ショップの言う「スプレーしておけばOKです」では数年後に悲しい思いをすることになるに違いない。

ちなみに余談であるが、LA SPORTIVA製品は【並行輸入品】は購入すべきではない。
なぜならLA SPORTIVA製品は仕向国向けに製靴時の木型が違うからである。
特に典型的日本人の足型の方がヨーロッパ仕向モデルを購入した場合、ひどい目に合う可能性がある。
足に合えば良いが、店で試着して並行輸入品を購入したら「形が違う」これは最悪である。気をつけたい。

では早速


目的

・雪、雨、ドロ、岩場、極寒、紫外線等の過酷な環境から靴を守り、防水透湿性能、外観の維持、靴内装の外皮に当たる外装の保護を行い性能を長く維持する
・可能な限り購入時の外見を維持する
・DIYで行う


仕様

・用品は選択肢の多い「コロニル社」の用品を用いることとする。コストダウンはこの先考える。
・ヌバックのつや消し状の質感を可能な限り維持する(但し、耐久性を優先させる)
・防水性能を向上させる処方とする
・可能な限りメンテナンスコストを削減する
・10年使える登山靴を目指しメンテナンス方法を確立する

※コロニル社はドイツの老舗ケア用品メーカーであり製品は値段は張るが選択肢が非常に多い。
日常ユースではないので多少のコスト高は今回は目をつむることとした。


製品の選定

クリーニング用品、保皮成分、表面保護成分、防水成分の構成で選定を進めた。
すべて「起毛皮革製品対応」「防水透湿ライニング対応」のものである。
この手の文言が謳ってあるのはさすがコロニル製品である。

1,クリーニング用品

コロニル ソフトクリーナー

基本的なクリーニングフォーム。
水洗い(水溶性の汚れ)後に、この洗浄フォームを用いて脂溶性の汚れを落とすことを狙う。

 

2,防水加工用品

コロニル 防水ジェル レザージェル 230ml

浸透性のレザー用防水ジェル。
起毛素材に使用可能な防水ジェルであり、革自体の吸水性を下げて耐水性能の向上を狙う。
革に浸透する防水材なので革自体の防水(水の浸透防止)は主にこの製品に担ってもらう。
GORE-TEXなどの防水透湿ライニングを使用した製品にも問題はない。

3,保革成分の補給用品

コロニル 補色・防水ローション ヌバック+テキスタイル

スエード対応の浸透性の保革成分&防水性能も併せ持ったローション。
色を入れたい場合は有色のものを選択してほしい。
「ヌバック+テキスタイル」なのでナイロン部分にも使える可能性がある。
革に対する栄養、必要な栄養の補給を狙い防水性能ももたせる。
GORE-TEXなどの防水透湿ライニングを使用した製品にも問題はない。

4,皮革表面の保護を行う

コロニル アウトドアアクティブレザーワックス

皮革の表面の保護を狙う。
多少光沢が出てしまう可能性が高いが、性能の向上と耐久性の向上を狙い少量使用する。
GORE-TEXなどの防水透湿ライニングを使用した製品にも問題はない。

メンテナンスの長持ち度合いとしては一般的には
ローション<クリーム<ワックス
なので耐久性に期待してアウトドア用のワックスを使用するのが吉と思われる。

5,防水膜の形成

コロニル ナノプロ防水スプレー

防水、撥水被膜の形成を狙う。
しっかりと手入れを行った靴全体に塗布を行い革部分を含めナイロン部分にも防水撥水膜の形成を行う。


次回、上記部材が揃ったタイミングでまずは履きつぶしたモンベルのツオロミーブーツのメンテナンスで実験を行う。
(続く)

 


○参考にしたWebの情報
有限会社タカダ貿易社HP
コロニル製品の輸入を行っている企業のメインテナンスに関する情報ページです
株式会社コロニルジャパンHP
コロニルジャパン、コロニル社製品の情報の入手先です。
株式会社バックカントリー社HP
長野県で営業されている登山靴のフィッティング専門店を謳うアウトドア用品店様です。
登山靴に関する情報を豊富にお持ちのようで、メインテナンスに関する情報を参考にさせていただきました。

※無断リンクご容赦ください。問題がある場合は早急に対応させていただきます。