【南インドカレー・レシピ】毎日食べたい野菜たっぷりサンバルの作り方

南インド, カレー

毎日でも食べたい野菜たっぷりのサンバルの作り方とレシピ

南インドの野菜が主役のフルベジタブルのスープ料理です。
タマリンドとトマトの酸味が爽やか。
消化を助けるスパイスとデトックス効果のあるスパイスを使うので
お腹いっぱい食べても胃もたれしません。お通じも良くなりお腹もスッキリ!
私の一番好きな南インドのスープカレーのレシピです。

材料は、残った野菜をとりあえず切て煮込めば美味しいスープになります。
ブロッコリーの芯だって大根の葉っぱだってしなびたキャベツだって何でも良いです。
作り方の後ろに歴代のいろんなパターンも記載しておきますので日々の食事のヒントになるとしいです。

レシピとして書くと長いけど作り方覚えてしまうと、準備から食べるまで1時間ちょっとです。

今回は大根とキャベツとオクラとインゲンand otherで作ってみました。
作り方の途中にインドや中国のスパイスをたくさん使う料理で特徴的な調理法。
本格的なインド料理に仕上げる調理法である”テンパリング(タルカ)”のやり方を
詳しい説明付きの動画で収録しました。
コツさえ掴めば簡単です。
薫り高いスパイスの香りと風味をぜひ楽しんでみてください。


●レシピレベル

・トータル作業時間:60分程度
作業時間:30分
監視:30分
放置:なし
・コストパフォーマンス:★★★★★
・労力対幸福度:★★★★☆

レシピレベル指標はこちらを参照してください。

では早速作ってみましょう


材料

<必ず入れたい!味のベースになる野菜>
・玉ねぎ 3/4個分 粗みじん切り
→生ネギ1/4は別で使うので分けておく(テンパリング)
・トマト 大1個 ざく切り

<残り野菜でもなんでも好きな野菜>
目安は500g~1000gくらい
火の通りにくい硬い野菜と火の通りやすい柔らかい野菜に分けて準備しておきましょう。
今回は
★火の通りにくい硬い野菜
・大根 3cm分くらい 短冊切り
・インゲン 5本
・ブロッコリーの芯 1本分
・キャベツの芯 葉っぱ3枚分
・人参 1/2本
★日の通りやすい野菜
・(干からびた)キャベツ 3枚分 ざく切り
・オクラ 3本
・セロリの葉っぱだけ 2本分

<その他>
・ターメリックパウダー 小さじ1/6くらい
・ギー 小さじ1/2くらい
・塩 小さじ2
・タマリンドウォーター(下ごしらえの項参照)
タマリンド ミート 25g
ぬるま湯 650cc
・サンバルパウダー 小さじ2(下ごしらえの項参照)
・ツールダールの煮込んだもの 300ccくらい(下ごしらえの項参照)
・黒砂糖(ジャガリ) 小さじ1

<テンパリングの材料>
・ギー 大さじ3
・(ブラウン)マスタードシード 小さじ1弱
・ヒーング ティースプーンにちょろっと(小さじ1/8くらい?)
・玉ねぎ 1/4個分 粗みじん切り(別に分けておいたやつ)
・カレーリーフ ひとつまみ~

マスタードシードはブラウンのほうが香りが良いですが
なければイエローでもOKです。


必要機材

・22センチの蓋付きの鍋
・700cc以上入るボール
・↑のぼーるに入るザル状のもの
・油を熱することができる鍋(フライパンとかでOK)


【下ごしらえ】

下ごしらえからまとめてやろうとすると結構手間です。
1と2は、我が家では時間があるときに作り置きしています。
これさえやっておけば野菜を刻んでスープにするだけなので簡単ですね。

必要な準備は
1,ツールダールを煮込んで柔らかくしておく(45分くらい)
2,サンバルパウダーを作っておく(60分くらい)
3,タマリンドウォーターを準備する(3分くらい)
4,野菜を切っておく(20分くらい)
各工程をまとめておきます。


ツールダールを煮込んで柔らかくしておく

豆を煮込んで柔らかくしておきます。
おしるこ食べる前に小豆を煮込んでおくのと似ていますね(?)
別記事にまとめておきましたのでこちらを参照くださいませ。
私はサンバル3回分を一気に煮込んでジップロックコンテナで冷凍保存しています。


サンバルパウダーを作っておく

サンバール用の合わせ調味料を準備しておきます。
作っておけば野菜を煮込んでサッサッと振り入れたら良いので楽ちんです。
別記事にまとめてありますので参照ください。


タマリンドウォーターを準備する

【材料】
タマリンドミート 25gくらい
・ぬるま湯 650cc

市販の「タマリンドペースト」だと味がぼやけてしまって美味しくできないです。
可能であればタマリンドミートから作るタマリンドウォーターが断然おすすめです。
タマリンドペーストの場合はこの工程はスキップしてお水に溶いて終わりです。
別記事にまとめてありますので参照ください。


野菜を準備する

火の通りやすい野菜と火の通りにくい野菜に分けて準備を行います。
お味噌汁に入れる野菜をイメージしてテキトーにザクザク切っていきます。

玉ねぎは1/8に切って薄切り。
トマトはざく切りにしておきます。

他の野菜は食べやすい大きさでOKです。


作り方

【手順1】<火の通りにくい野菜>を鍋に入れて煮込みます

鍋に<火の通りにくい野菜>とターメリック小さじ1/6くらいとギー小さじ1を入れます。

準備しておいたタマリンドウォーター(650ml)とお水3カップ(600ml)をいれて点火🔥
約20分程度。硬い野菜が柔らかくなるまで煮ます。


【手順2】トマトと火の通りやすい野菜を入れます

大根や玉ねぎに火が通ったら

 

火の通りやすい野菜トマトを追加します。

蓋をして約5分弱火。


【手順3】サンバルパウダーと塩とツールダールを追加

サンバルパウダー小さじ2と小さじ2、ツールダールの煮込みを追加します。
ツールダールは冷凍にして保存しておいたものを使いました。
冷凍が溶けるまで約10分程度蓋をして弱火で煮込みます。


【手順4】豆が溶けたらひと混ぜして塩味を確認します。

お塩の量が足りなければ追加、しょっぱくなってしまったらお水を追加。
塩味を整えます。


【手順5】テンパリングをして仕上げます。

テンパリングとかタルカとか。
スパイスを使う料理特有の調理法です。
ギー(オイル)にスパイスの香りを移して最後に香り付けを行う調理法です。

準備する材料は

・ギー 大さじ3程度
・マスタードシード 小さじ1
・ヒーング ティースプーンに1/6程度
・玉ねぎの荒みじん 1/4個分
・カレーリーフ ひとつまみ

少々特徴的な調理内容なので動画を準備しました。
参考にしていただけると嬉しいです。

【手順】
①ギー大さじ3くらいとマスタードシード小さじ1位を小鍋に入れて火にかける(火力🔥弱~中)
②温まってくるとマスタードシードが弾けるので蓋をします(パチパチ)パチパチが始まったら火力🔥弱火に
③パチパチが収まったら蓋をはずしてヒーング(小さじ1/8くらい)をいれます(ジュワ~)
④ヒーングの香りが温泉の硫黄のような香り→香ばしい香りに変わるまで火を通します。
⑤良い頃合いで玉ねぎを入れます。玉ねぎが透明になるまで火を通します。
⑥玉ねぎに火が通ったらカレーリーフ(10枚くらい(というか好きなだけ))いれて油に香りを移していきます。
⑦いい香りがしてきたら火力🔥中~強で一旦油の温度を上げて
⑧サンバルの上から入れます(テンパリング完成!)


【手順6】黒砂糖を投入して仕上げ

テンパリング完了後の鍋に黒砂糖小さじ1を入れます。
味に深みが出ると思います。


【完成】

残り野菜のサンバールの完成です。
おつかれさまでした。


 

番外編:いろんなサンバルたち

とりあえず好きな野菜入れとけば美味しいサンバルたち。
最近作ったものをご紹介。

アスパラと大根のサンバール

蕪のサンバル

 

青梗菜と大根のサンバル

大根と白菜とブロッコリーの芯のサンバル

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